二年位前に九州白川水源に旅行に行った時の話。
生憎天気は曇ってて時々小雨がぱらついたりしてたけど、旅行に行ったのがちょうど七五三の時期だったから、晴れ着姿の子供があちこちにいっぱいいて、
微笑ましい光景だったのを良く覚えてる。
昼過ぎ位に某水源に着いて、入場料払って門をくぐった瞬間、視界の左側におかしなものが見えた。
なんか物凄い大きくて長い犬?みたいな生き物。
雨のせいで少し川の水量が増えてるっぽいにも関わらず、その川と同じ位の太さがある胴体に、視界に収まりきらない位長い身体。
私の視線の先にはちょうど人の身体と同じ位太い足があって、犬が伏せのポーズしてる時みたいに折りたたんでる感じだった。
訳が分からなくて目を見開いたまま視線をその犬?の頭がある方にずらしたら、そいつは頭を気怠げに動かしてこっちを向いてきた。
…で、瞬きしたら消えた。
その後、突然無性に泣きたくなって30分位ベンチに座って泣いてた。
今思い出しても妙な体験だし、
その日から何故かお寺とか仏像とか見に行くと、身体が火傷したみたいに痛くなるようになった。
ナガモノ
阿蘇の方だと、年寄りが言う「ナガモノ」かもしれないね。
悪天候の水辺で出くわす魔物らしい。
形状は、赤塚不二夫のウナギイヌを実写化してでっかくした感じらしい。
遭遇すると熱出したり、最悪は突然死もありうるから、とにかく見てはいけない。
もしも居合わせてしまったら、絶対に目を合わせてはいけない。
目を合わせたら将来を食われてしまうって言われた。
阿蘇のながものってのは文字通り「長いもの」で、大蛇や蛇神のことだよ。
零落した神の成れの果ての妖怪じゃなく、今でも現役な古い神様だから、迂闊に無礼を働くと一生台無しになる。
つかれたり取り込んでしまった場合は、阿蘇神社か西巌殿寺でお戻りいただくのが筋なんだが、
西巌殿寺は消失してしまったから、寺よりしんどくても阿蘇神社しか残ってない。
作法
日の出前に阿蘇神社に入って手水して朝日を拝む。
その後、阿蘇神社の一宮からすべて順番に回る。
詣った後は仲抜けはしていい、けど日没前には絶対に境内へ戻ること。
日没の半時間前に手水、動作の最後に水を口に含んで日没を待つ。
今はネットで日没時間確認でくるでしょ。
日没を待って口の中の水を飲み込む。
再度手水をして、朝と同じく一宮から回って終了。
当日と翌日は肉を食べないこと。
蛇はしつこいの代名詞になる生き物なので、早く縁が切れるのを祈ってあげるよ。
後日
以前に阿蘇のナガモノについて書いたものです。
迷惑がられたのでもう書かまいと思ったけど、
叔父から聞けた話がこのスレの上の方で対策を書いてる人のとなんか違うので怖くなって、
最後にそれだけ書きに来てます。
まず、ナガモノと関わったら行く先の神社とお寺さんは合ってるらしい。
違うのは「絶対に口に含んだ水を飲んじゃダメだ」と叔父が言ってました。
口をゆすいでちゃんと汚れを流さなきゃいけないって。
飲み込んだら意味がないみたいです。
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飲むか飲まないか、神社かお寺で聞くべきだね