今日、仕事で付き合いのあるCGデザイナーさんから聞いた話です。
その方(以下Sさん・年齢50代)の出身は中部地方の山深く、80人ほどが暮らす集落。その集落には、Sさんと同学年の子供が男性ばかり8人いました。当然、小・中学校も一緒。さすがに全員同じ高校というわけにはいかなかったようですが、それでも登下校の際や町内会の行事で顔を合わせれば、すぐバカ話で盛り上がる仲良しグループだったそう。
…ところがこのグループ、30年以上経った現在、8人中5人が『精神を病んで』しまったようなのです。 ひとりは極度の麻雀中毒に陥り、一睡もしないまま雀荘から仕事場へ、という生活を続けているうち、勤務中にポン!、と。ひとりは妻に逃げられ、酒びたりの生活の揚句にポン、と。残りの方の原因は詳しく語ろうとしなかったSさんでしたが、もう一度静かに「8人中5人だぜ…」と呟きました。
Sさんの分析。「やっぱ田舎だからさ、オレらのもう少し上の世代が、近親婚とかしてたんじゃねぇのかな…」
オレの分析。「小さい集落なら、全員同じ病院で生まれたはずでしょ?彼らがお腹の中にいたとき、何かヤバイ薬が処方されていて、それを母親が飲んだ家の子どもが…」
まあいずれにせよ、5/8というのは尋常ではない確率です。
でも、OLであふれかえるイタ飯屋で、その原因を延々議論するオレとSさんって一体・・・