大黒猫の祟り

懺悔の意味も込めて書こうと思う。今から5年くらい前の話。その頃、原チャリで通勤してたんだわ。自宅から200mぐらい離れた場所を走ってたら、タイヤから「ゴリッ」てイヤ~な感触…結構大きな黒猫をひいてしまった。

「あー(T_T)やっちまった」って感じで見ると、後ろ足が胴体から「ブチッ」て取れてるし・・・心の中で「ごめんよ黒猫さん。ゆるして。。」と謝った。

その翌週の出来事。朝から雨が降っていたので電車通勤。帰宅途中、時間は夜11時ちょっと過ぎかな、ちょうど、黒猫をひいてしてしまった付近で突然、踵に「コツン」「コツン」と何かがあたるので足元を見ると、雨に濡れた真っ黒な子猫が…

かまわず、スタスタと歩いていくとまた「コツン」「コツン」追いかけて体当たりしてくる。ひいてしまった猫も同じような黒猫だったし、スッゲー怖くて気味悪いので走って逃げた。少しして後ろを振り返ると、子猫が必死で走って追いかけて来るんだよ。とりあえず、無事帰宅したけど黒猫の祟りかと思うと怖くて寝れなかった。

その後、何事もなく黒猫の事も忘れ掛けていた頃、例の原チャリで事故を起こしてしまった。交差点で信号待ち。青になったので前方確認後、発車したら、目の前はイキナリ車の横っ腹。対向車線から右折してきた車の側面に思いっきり突っ込んで、で俺10mぐらい空を飛びました。膝⇒肩⇒頭と地面にぶつけ、道路の真ん中で倒れていた時に俺が見たもの…

路肩に「おすわり」してこっちを凝視してる黒猫。やっぱり祟りかね?

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