親父から聞いた話です。昔四国石鎚山麓にあるおいのかわ(漢字不明)というところでよく怪異に出くわしたと話してくれました。その場所はほとんど人が立ち入らず、渓流釣りにはもってこいの場所だそうで、ごくごくわずかな友人と場所を共有していたそうです。やっと車が通れる道から徒歩30分ぐらいの位置にある川を上りながら釣りをしているとよくシャリンシャリン、と鈴の音がついて回ってくるそうです。特に変なものが見えたり道に迷ったりするわけじゃないのですがずっとその音がついてきます。釣った魚を持って帰ろうとしても、おいてけーとか聞こえるわけでもないしその魚食べても知る限り祟りとかはありませんでした。どーも石鎚で頑張ってた修験者でもボケてでてきたのかなーと話していました。
また、その場所への獣道では他にも妙なものをよく見かけたそうです。明らかに場違いな格好をした女性とコンニチハしたり(険しい山道でハイヒールとワンピースだった)、いかつい胴着を着た青年が居たり(単なる山篭りか?)石工の集団に出くわしたりと明らかにオカシイ場所だそうです。最後に石の上に座った気味の悪い老人を見かけてから10年以上足を踏み入れてないそうです。頻繁に怪異に出くわす場所というものが身近にあるとは思わなかったので近いうちに突撃してみたいのですが、やっぱり変なもの貰って帰る可能性はあるのかなーぁとちょっと心配している根性のないぼく…
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ぽんぽこ思い出した。
四国はたぬきだもんな