【数が合わない】神社の階段を数えたら奇妙な感覚に陥った話

山のさびれた神社だかお寺での出来事。夕方ぐらいに山の中をドライブ中、疲れたので停めて適当に山道をぶらついてた。ふと石造りの階段と鳥居が見えたので、珍しいと思い生き抜きついでに拝んでくかと思い
階段を一段目から数えながら登る。1・2・3・4と普通に数えた。確か131段だった。

拝み終わり帰る時、階段を一段飛ばしつつ2・4・6と数えてくと130段。普通なら数え間違いで済ますが何か釈然としなくて…もう一度慎重に数えながら登ると131段あった。降りる時は一段飛ばしで下り数えたのでより慎重に数える、130段…こいつは化かされてるのかな?と感じこういうことは生まれて初めてなので怖くなり深く考えるのをやめ何事も無く帰宅した。

家に帰ってから風呂でさっぱりしたあとに自分の部屋に行くのに二階に上がる為、階段を使うんだが自宅の階段を数えたことは無い、あったかもしれないが覚えていない。
何か石段のことを思い出して数える。
13段
下りながら慎重に数える。
12段…

ここで鳥肌が立ってもう一度数えたんだけど、上がるときは13段、下る12段だ。落ち着け落ち着けと思いながら何度も繰り返す。バカみたいだがマジで怖かった。あんまりどっすんどっすん狂ったように階段を上り下りするもんだからママンが来た。俺は「上り13段下り12段だよ!」と訳のわからんことを興奮気味に言ってたそうな。一緒に階段を数えながら上がってくれと言われて苦笑しつつ無理矢理付き添わせ、上り13段下り12段…最初は苦笑ぎみだったママンも何回も確認して確実に一段ずれることをだんだん認識して真っ青になった。

神社だか寺だかに行って石段を数えてからと説明したら猛スピードでキッチンに行きそのまま取ってきた塩カップの中身を俺にぶちまけた。パパン帰宅、玄関の近くに階段あるんだが塩まみれの真っ青の俺と真っ青のママンと床塩まみれ。現状を説明すると微笑され「そりゃお前憑かれたな」とか言われた。改めパパンと階段の段差を数えると上り下り両方13段になった。何か疲れてぶっ倒れるように座り込んだのは覚えてるよ。

あの感覚は不思議だった、マジで何で一段違うかわかんねーんだもん。それからというもの階段は数えない、塩が効くということ、憑き物?は居るということを信じるようになった。こんな階段一段ズレ体験したヤツ居る?ああー思い出したらまた…

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