【山奥の民家で】郵便配達員が未だに合点いかないとある不思議体験

ある山中の田舎で郵便配達員をしている人が体験した怖い話です。配達員はその日の仕事をほぼ終える所でした。最後に配達する先が本当に山の中で「本当にこんなところに家があるのか?」と思うような住所だったそうです。山道をどんどん進んでいくと、一軒の古い民家がありました。呼び鈴を押すと予想外にもものすごい美人が出てきました。色白で顔は小さく、黒髪がよく似合っており目鼻立ちも整っていました。驚いた配達員でしたが、今は仕事中。「こちら郵便です」と言って女性に郵便物を渡して帰ろうとすると、女性に引き止められました。「中でお茶でもどうです?」

「いえ、今は勤務中ですから・・・」びっくりしながらも断ると女性は「でも、ここで最後なんでしょう?」と言います。(なぜそれを知っているのか?)配達員は不思議に思いましたが、女性の魅力に惹かれ、少しだけ家に上がることにしました。

家の中には女性以外はいないようでした。郵便配達員を家の中に招くなんて、何を考えているんだろう。ドキドキしていると和室に通され、「ここで少しお待ちになってくださいね」と言って女性は別の部屋へ行ってしまいました。

しかし、30分待っても女性は戻ってきません。さすがにおかしいと思った配達員は部屋の戸を開け、「すみません、、やっぱりそろそろ帰ります!」と言った瞬間、うしろからおじさんの声で「そんなところで何をいっとるんや!」と怒鳴られました。

気がつくと男性は肥溜めの中にどっぷり浸かって山に向かって叫んでいたらしいです。手ぬぐいを鼻に当てた農夫のおじさんが呆れた顔をしてこちらを見ていました。しかし、ちゃんと配達記録には例の民家の情報が記載されて、郵便物も届けていました。彼にとってはいまだに合点のいかない話だそうです。

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