深夜の駐車場で缶蹴りをする「ミエナイコドモタチ」

今から6,7年前かな?今でもそうだけど、お盆休みはツレ夫婦と毎年岐阜に釣りに行くんです。その年は初日、九頭竜川支流に入る予定で、夜の8時に大阪を出ました。そして、夜中の1時前くらいに九頭竜ダムの公園駐車場に着き、朝まで車の中で、仮眠をとる事にしました。

その駐車場には私の車しか止まっていませんでした。車の窓を3cm位開けてウトウトしていると、駐車場の端の方で、 カララ~ン、カコ~ン、と空き缶が転がる音がしてきました。「風が強いのか?」と思いながらもウトウトしていると、やはりカララ~ン・・・、と転がっている様子。聞くともなしに聞いていると、その内にカララ~ン・・・「キャッキャッ」、「パタパタパタ(足音の様な音)」と別の音もしてくるようになりました。さすがにおかしいと思い始め、怖くなって目を瞑って耐えていました。

しばらくして、カララ~ン、カラコロカラ~ン、と車のすぐ傍まで缶が転がってきた音がして、足音も続いてパタパタパタと近づいてきます。そして、すぐ傍まで来て、立ち止まるような気配・・・。誰かが窓から中を見ているような気がして、目を硬く閉じたままじっとしていました。2,3分?いやもっとか、もう行ったかな?と思った瞬間、恐ろしいくらい低い声で「寝た振りしてもダメだよ」「起きてるのは判ってるよ」「こっちを見てみろよ」と、ホント、耳元で囁かれたのです。本当に怖くなって、大声で「じゃかましぃ~~、くそがき~」と叫んでしまいました。

少しして、助手席のツレと後部座席のその嫁がごそごそと起きて「どうしたの?」って聞いてきました。恐る恐る外を見てみると何事も無かったようにシーンとしています。夢を見てたと、ひとまずそう答えておきました。助手席のツレは「ずーっと耳鳴りがしていて、頭が痛くてどうしようもない」と言い、嫁は「金縛りにあってて苦しかった」と言っていました。

時計を見ると午前3時過ぎ。少し早いけど、釣り場にゆっくりと向かいました。ツレと嫁が「本当は、何があったの?」って、聞いてきましたが、言えませんでした。叫んだすぐあとに、低い声で「今度見つけたら、全員殺すぞ」と言って去って行ったんです。それからは九頭竜川には行ってません。その年の釣りは散々でした。その年はその後も色々と・・・・。
怖かったです、今こうやって書いていても鳥肌が立ってます。

『深夜の駐車場で缶蹴りをする「ミエナイコドモタチ」』へのコメント

  1. 名前:匿名 : 投稿日:2017/01/31(火) 19:49:08 ID:A5OTczMTI

    http://心霊スポットにまつわる怖い話.com/entry14.html
    これ少し関係あるかも

メールアドレスが公開されることはありません。