妖怪・怪異・八百万の神々

近づいてくる骸骨妖怪

学校で旅行にいったときのことです。群馬県のある施設に泊まりました。みんな疲れて、消灯時間よりも早く寝ました。私もぐっすりと眠りにつきました。しかし、ある音で目を覚ましました。
コト…コト…

外から聞こえました。おそるおそる、外を見ると、寝るときにはなかったきりがかかっていました。そしてなんと、窓の外の丸太にガイコツが座っているではありませんか!びっくりした私は、思わず声をあげてしまいました。すると、ガイコツに気づかれてしまいました。ガイコツは手に木をもっていて、ふりまわしながら、こっちをじっーとみています。

友達を起こそぅとしましたが、金縛りにあって声が全くでません。体も動きません。ガイコツは近づいてきました。もうダメだ…と思いましたが、布団をかぶってのがれようとしました。しばらくして布団をとりました。あたりには、だれもいませんでした。

しかし、あのガイコツが持っていた木が私の布団の前におちていました。その直後、耳元で誰かがささやきました。
「死ねばよかったのに」