妖怪・怪異・八百万の神々

一つの山に一本二本ある『天狗の宿り木』

近所のおっちゃん。木を切る時、誤って木の下敷きになって死んだ。うわさによると、切ってはいけないといわれている木を伐採中の出来事らしい。切ってはいけないという木って何だろう?と気にはなったけど、なんとなく怖くて聞けずじまいだ。

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元大工のじいちゃんの話で、山には天狗の宿った木があるらしい。切ると下敷きになったり、事故にあったりと祟りがあるとか…昔は一つの山に一本二本あったらしいが、今ではみかけなくなってきたらしい。見た目はイキイキした勢いのある木で、周りとは明らかに違うらしい。