妖怪・怪異・八百万の神々

東北の銀河鉄道

年末に東北の某地方都市にある実家に帰り、母親から聞いた話。

まだ母親が20歳ごろのこと。
ある夜、母親は運転する車が信号待ちの時、田んぼの遠くに見える電車を眺めていたそうだ。

その電車自体は、昔からその地域で走っている私鉄で、2両編成ながら今も現役。特に変わったところはない。
夜なので、窓の明かりがポツポツと並んでいるイメージ。
少しの間母親がボーッと眺めていると、急に電車が銀河鉄道999みたいに空に向かって昇っていったそうだ。
めちゃめちゃびっくりしたが、とてもきれいだったらしい。

ちなみに、こんな現象は後にも先にもこれっきり。オレも見てみたいもんだ。