妖怪・怪異・八百万の神々

白山の肉塊

白山を歩いている時、何かが目の前に落ちてきた。
拾い上げると、テニスボールくらいの肉の塊。
血にまみれた新鮮な肉片に、良く見ると毛皮もついている。
上を見上げても、木の枝が覆い茂ってばかり。
いろいろと怖い想像が頭をよぎり、慌ててその場を離れた。