妖怪・怪異・八百万の神々

キャンプ中にきた不可解な連絡

アマチュア無線で屋外に出て運営するコンテストがある。ある一行が中腹にテントを張り、設営してる中、別の担当が近くにある小さな清流に飯盒の米研ぎに行った。米を研いでると、清流の向かい側を小人(20cm位?)が歩いていった。「えっ?」と思い、何故かポケットの飴を剥いて投げてみた。

少し経つと「服を着た小人」が戻ってきて拾って消えたと言う。あわわわで戻って知らせようとしたら、連絡用の無線が入り「急用らしいからすぐ帰れ」と言われ、話さずに一人下山。その夜、一向はいきなりのどしゃぶりに見舞われ、あろうことか20M先の木に落雷した。離れていてもメンバーは飛ばされ、足の裏を火傷した。

戻ったそいつは連絡を入れた奴に「え?入れてないよ」と言われ、のちにメンバーに確認したら「お前が急に帰ったんで心配した」と言われたという。