妖怪・怪異・八百万の神々

龍に関係する雨乞い信仰の山『大岳山』

妖怪博士「水木茂」が何かの本に、多摩の「大岳山には今でも龍が昇る。たまにそれを見る」と書いていた。大岳山は昔から、龍に関係する雨乞い信仰の山。

また、それとは別だが、ふもとの神社の入り口には雌雄の「龍」が奉納してある。これは五日市の実在の材木商が、台湾に注文して作らせたもので、ある晩、夢で2匹の白い竜が神社の前の川をさかのぼった。目が合ったその目が、非常に優しく懐かしく、霊夢としてその姿を御影石に刻んで、夢に出た。現在の位置に奉納した、という。(直接本人から聞いた)