妖怪・怪異・八百万の神々

昔神社で見た巨大な鬼の頭

小さい頃生まれた場所が田舎だったんで、すぐ近くに山があった。そのふもとに森にかこまれた神社があって、たまにそこで一人遊びをしていた。

境内の隅にお地蔵さんがあり、おもちゃが三個ほど供えてあった。気になって近づいてふと神社のほうを見た。すると神社の裏から神社ほどの大きさの鬼だったか海坊主だかの頭がこっちをのぞいていた。あわてて泣きながら家に帰った。人に話した事ないし幻だったかもしれない…。言いようのない不気味さがあった…