妖怪・怪異・八百万の神々

山の霊や怪妖怪異を避ける言霊

取り敢えずこんなの見つけたから書いておく。

山の怪異を避ける神言

「三山神三魂を守り通して、山精参軍狗賓去る(さんさんじんさんこんをまもりとおして、さんせいさんぐんぐひんさる)」

どの山であっても登山前に麓で山に向かって、これを誠心誠意唱えておけば、山中の霊怪妖神に遭わず、山神の祟りを受けることもないとされる。又山での奇禍も基本的に避けられるという。万一事故に遭っても無傷か、怪我をしたとしても、軽い物で済む。奥義として入山印を結んで奉唱したり、あるいは奉唱語、天の気を三度飲み込み、その気を腹中に納めてから、強く山に向けて吹き出す息吹法を交えることも行われている。