妖怪・怪異・八百万の神々

戦後まで三島の山奥に存在した「天狗村」

天狗の鼻は、白人の高い鼻が訛化したものだという話だけどね。男根の象徴という見方も実際にある。

そういえば三島の山奥には、戦後間もない頃まで”天狗の集落”があったそうだよ。独自の言葉を話し、体格は明らかに白人のようにガタイがよく、いろいろな技術を持っていたそうな。普段は集落から出てくることはほとんどなく、半ば公然と自治を認められていた代わりに戦のときには日露戦争あたりまでは、村から何人か奉職して従軍したらしい。