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【短編不思議な話】たくさんの光が移動する狐の嫁入り

2018-05-02   怪異

70過ぎのオヤジの子供の頃の話。夜の山の斜面に、星の様な光が数十個ポツポツ見える時が何回かあったそうだ。そして、その光が上下に移動するんだが、相対距離にして何十メートルもある山の斜面をすいすい上下に移動してる事になる、仮 […]

【怖い話】山小屋に泊まった夜、白装束の集団が奇声を発しながら歩いていた

2018-05-01   妖怪

ある人に話を伺えたのでここに記す。山の仕事が忙しいときに時々山の宿舎で同僚数名と過ごす事がよくあった。昼間の激務のため、みな夕食後ぐっすりと眠るのが常であった。でも時々 夜中に妙な音で目が醒めることがあった。「ひょーひょ […]

【怖い話】地元の山で信仰されているゴンゲンサマを山神と言ってはいけない

2018-05-01  

地元の山の中にポッカリと開いた広場があり、その中央に石祠がある。その石祠は地元の人から『ゴンゲンサマ』と呼ばれている。『ゴンゲンサマ』は、山に於けるありとあらゆる事故、災厄から人間を守ってくれると言い伝えられている。この […]

【登山の怖い話】山のイタズラするモノ、助けるモノ

2018-04-30  

そのオジサンがまだ20代前半だった頃、若さに任せて単独登山に明け暮れていた。天候が悪かろうが、雪山だろうが、最初に立てた計画を必ず遂行する!を目標に、闇雲に登りまくっていたそうだ。そんなある日、いつもの様に登山計画を立て […]

【山の妖怪】狒々(ヒヒ)の化物

2018-04-29   妖怪

家の子供が物心がついたくらいの時に友達と一緒に虫を捕りに山に朝早く登った。前日に仕掛けたバナナの焼酎漬の罠を確認しようとした。仕掛けた現場に近づかなくと何やら砕くような音がしたらしい。そっと忍び寄ると真っ赤な猿が一匹、罠 […]

【山の不思議な話】二足歩行の白い猿

2018-04-29   妖怪

平野と呼ばれる地域の山間に住んでる自分には山と里の境すら曖昧。地図に山って書いてあれば山というならここは山ではないが。地元の人間の間では山と呼ぶんだな、これが。人が無意識に張ったラインを超えた先を山と呼ぶのかね。 幼い頃 […]

【怖い話】近畿地方の貸し別荘に出る人の塊の様な恐ろしい妖怪

2018-04-28   妖怪

2007年の話。この話は一応口止めされている内容のため、具体的な場所などは書けません。具体的な部分は殆ど省くかボカしているので、それでもいいという方だけお読みください。 高校3年の夏休みの事。俺と友人5人は、受験勉強でか […]

【山の不思議な話】人里離れた田舎に住む老人主催の飲み会の客人

2018-04-28   妖怪

田舎で働いている友人から聞いた話です。彼は在宅介護の仕事をしていて、一人暮らしの老人のウチへ良く行くことがあります。その彼の巡回先に山際の家に住んでいるお爺さんがいます。無口な人なのか、あまり話したことが無い人なのですが […]

【三途の川】家出して存在しないはずの河原を歩いていた

2018-04-27   怪異

自分が小学校に上がるか上がらないかという頃、母親が事故で死んでしまった。残された父親は、今まで家事一つこなしたことがないような前時代的な人間。当然父一人子一人の生活が上手く回っていくわけがない。しかし母親には親兄弟もなく […]

【山の怖い話】子供をさらう猿神と守りの小刀

2018-04-27   妖怪

刃物にまつわる話です。顧問に聞いた話です。顧問の出身は山陰の山奥で、私たちも行った事があるのですが、本当に山村と言う言葉が似合う場所でした。周りは山、顧問の祖父は猟をしていて、顧問も何度かついていったことがあるそうです。 […]