天狗」タグアーカイブ

山頂の木の上で扇子のようなものを振り、雲を操っていた何かの正体

2017-04-01   妖怪

友人の話。彼の所属する青年部では、毎年、初日の出登山というものを開催している。元旦の前には、山頂の小さな祠に、当日晴天に恵まれるようお参りするのだそうだ。 一度、雲が多く天気が悪い年があった。どうなることかとスタッフ一同 […]

深夜2時、山奥を歩くはっぴ姿のニンゲンの正体とは…

2017-02-09   妖怪

知人夫婦から聞いた本当の話。当時二人がまだ恋人同士だった頃。友人数人と車2台で海かどこかにでかけたらしい。その帰り、山道を通っていた時のことだ。 時間は2時をまわっていた。あたりには民家もなく、薄暗い木々の間を車で走る。 […]

戦後まで三島の山奥に存在した「天狗村」

2017-01-31   妖怪

天狗の鼻は、白人の高い鼻が訛化したものだという話だけどね。男根の象徴という見方も実際にある。 そういえば三島の山奥には、戦後間もない頃まで”天狗の集落”があったそうだよ。独自の言葉を話し、体格は明らかに白人のようにガタイ […]

自分だけに見える天狗

2017-01-13   妖怪

友人から聞いた話です。彼の実家の近くに天狗がすんでいると言われいる山と神社があります。その山は今でも修験道とか山伏のような格好をした人が登ったりして修行をしにくる人がたまにいるそうです。 年に一度、その神社では祭りがあり […]

【天狗の神隠し】地獄の釜の蓋が開く日に

2017-01-02   妖怪

昭和四十七年の旧七月二十五日、孟蘭盆の日、この日は地獄の釜のフタのあく日で、「山川せられん」というのに子どもは暑いので、前の谷川でボシャボシャはしゃいでいた。家の孫も六つで豊というのが行こう行こうというので連れていった。 […]

【座敷牢】うちが末子継承になった謂れ

2016-11-16   家系

もう十年くらい前だけど、従弟が事故で死んで俺が本家を継ぐことになったときに叔父(従弟の父)から聞いた話。 うちはちょっと珍しくて、末の男児が家を継ぐしきたり。死んだ従弟も末っ子だった。ちなみに俺の親父は次男、従弟の親父は […]

杉の木のてっぺんに天狗がいた

2016-11-07   妖怪

私が小学2年の時に経験したちょっと不思議だった事を思い出したので書いてく。私の実家がある地域は獅子舞がとても盛んで、祭りが近づくと青年団が獅子舞の練習を公民館で始めて、祭り当日は一軒一軒の家の前で獅子舞を舞って回る。天狗 […]

貴船山の人語を喋る赤い猿

2016-10-09   妖怪

子供の頃、バーチャマん家行くと必ずせがむ好きな話があった。きぶね山には赤猿がいてよく人に悪さをするという話。赤猿ってのは人の言葉をしゃべるでかい猿でうっかり出会うとひどい目に会わされる。バーチャマの兄は山で遊んでいたとき […]

霊感姉と九州カラス天狗の呪い

2016-10-04   妖怪

休日は自室にてネトゲ三昧な自分なのですが、たまーに思い立って目的地を決めずにドライブすることがあります。その日も適当に山道をドライブしていましたが、前方にマナーの悪い先客が捨てていったと思しき弁当の食い残しと、それに群が […]

元レディースの総長から聞いた天狗の話

2016-07-01   妖怪

この話は6年程前に付き合っていたオレの元カノの話だ。オレと付き合い始めた時には彼女は20代半ばで既に子供もいたのでまるで面影はなかったが、小さい頃は元レディースの総長をやっていた。地元では、ありきたりな言葉を借りれば『札 […]